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きらめく雑学

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画家のマネはモネが描いた絵の作者だと間違われて称賛されたことがある

 フランスの画家に、エドゥアール・マネ(1832/1/23 - 1883/4/30)とクロード・モネ(1840/11/14 - 1926/12/5)がいます。

 マネ(Manet)とモネ(Monet)。うっかり混同してしまいそうな名前ですね。
 実際、フランスの展覧会ではこの2人が勘違いされてしまったことがありました。

 それは1866年のこと。
 マネは『笛を吹く少年』を描き、展覧会への入選を目指して出品しました。

 展覧会当日になって、自分の作品が展覧会に入選されたかどうかを確かめに会場へ出向いたマネは、作品を鑑賞した人々から喝采を浴びます。
 ところが飾られた絵を見てみると……。そこにあったのはマネの絵ではなく、モネの『緑衣の女』でした。

 展覧会の出品リストに間違いがあって、モネの絵がマネの絵として展示されていたのです。
 マネの『笛を吹く少年』は残念ながら落選していました。

 その3年後、マネは喫茶店でモネと出会いました。それ以来2人は親しくなったそうです。

 『笛を吹く少年』(エドゥアール・マネ 作)
『緑衣の女』(クロード・モネ 作) 

主な参考資料

[文献]
『へぇの本 トリビアの泉 ~素晴らしきムダ知識~』VII: 101-102ページ フジテレビ トリビア普及委員会 編 講談社 2004

[Web]
GINGER - マネとモネはフランス人でも混同する――巨匠たちのすべらない話2

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