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きらめく雑学

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ジョギングブームの火付け役はジョギングの最中に倒れて亡くなった

 アメリカの雑誌編集者ジェイムス・F・フィックスは、ジョギングブームを巻き起こした後、ジョギングを行なっている最中に命を落としてしまいました。

 ジョギングがブームになるより前の1970年代アメリカでは、肥満によってもたらされる生活習慣病が問題になっていました。
 フィックスも体重が97kgあったそうですが、しかし毎日15km以上のジョギングを欠かさずに行ったことで、30kg以上の減量に成功。そして1977年には、自身の体験を記した『奇蹟のランニング』(The Complete Book of Running)を出版しました。

 この著書はアメリカで100万部を超えるベストセラーとなります。
 エクササイズジョギングは誰でも簡単にできる、奇跡の健康法であるとして世界中で話題となりました。

 ジョギングブームの火付け役であるフィックスは、本の出版後もジョギングを続けていました。
 ところが、1984年7月20日に悲劇が起こります。

 この日の夕方、バーモント州の国道でジョギングをしていた彼は、走っている最中に心臓発作を起こして倒れてしまいました。そして、52歳の若さで亡くなったのです。無理な運動による心筋梗塞が死因だったそうです……。

 ジョギングをする際は、絶対に無理のない範囲で行いましょう。
 普段身体を鍛えていない人や、心臓疾患などの疑いがある人は、医師の指示に必ず従ってください。

 ジョギング

主な参考資料

[文献]
『へぇの本 トリビアの泉 ~素晴らしきムダ知識~』V: 23-24ページ フジテレビ トリビア普及委員会 編 講談社 2004

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