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きらめく雑学

指揮棒で足を突いて死んでしまった作曲家がいる

 世界には「まさか!」と思うような理由で命を落としてしまった偉人たちがいます。
 作曲家のジャン=バティスト・リュリ(1632/11/28 - 1687/3/22)もその1人……。彼は指揮棒で足を突いたために死んでしまいました。

 1687年1月8日、ルイ14世を慕っていたリュリは、ルイ14世の体調が回復したことを祝う『テ・デウム(賛歌)』の演奏で指揮をしました。彼は指揮棒で床を突いて拍子を取っていたのですが(当時の指揮棒は杖のような長い棒でした)、演奏の途中、指揮棒で自分のつま先を打ってしまったのです。

 やがて傷口に膿瘍ができて、3月22日にパリで亡くなりました。

 ジャン=バティスト・リュリ

主な参考資料

[文献]
『へぇの本 トリビアの泉 ~素晴らしきムダ知識~』VI: 73-74ページ フジテレビ トリビア普及委員会 編 講談社 2004

きらめく雑学

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