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きらめく雑学

キリンビールのラベルに描かれた麒麟の図柄には「キ」と「リ」と「ン」の字が隠れている

 キリンビールのラベルには、中国における瑞獣・麒麟が描かれています。

 現在のラベルの原型となった麒麟のデザインが最初に採用されたのは、1889年のこと。
 漆芸家の六角紫水が作成した図柄だとされていますが、はっきりとは分かっていないようです。

 そんなキリンビールの麒麟には、ある隠し文字が仕込まれています。ラベルをよくよく見ると、カタカナで小さく「キ」や「リ」や「ン」の文字が書かれている部分があるのです。

 この隠し文字は、少なくとも1933年のラベルには既に書かれていたそうです。
 文字を入れはじめた理由については、資料が関東大震災によって失われてしまっているので、やはり正確には分かりません。模造品の防止のためとか、あるいはデザイナーの気まぐれだといった説が唱えられています。


主な参考資料

[文献]
『へぇの本 トリビアの泉 ~素晴らしきムダ知識~』I: 91-92ページ フジテレビ トリビア普及委員会 編 講談社 2003

[Web]
キリンホールディングス - キリングループのシンボル・”聖獣麒麟”の歴史と秘密

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