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きらめく雑学

テンガロンハットの「テンガロン」は「10ガロンの水が入る」という意味

 テンガロンハットは19世紀の後半に流行ったカウボーイハットの一種。山の部分が高く、つばの左右が軽く巻き上げられている帽子です。
 背の低かった当時のカウボーイたちは、自分の姿を大きく見せようとしてテンガロンハットをかぶっていたそうです。カウボーイたちのテンガロンハットへのお金のかけ具合は凄かったようで、かぶっているテンガロンハットを見れば彼の収入が分かるほどだったとか……。

 そんなテンガロンハットですが、ガロンは主にアメリカで用いられる液体の体積の単位です。つまり「テンガロン」とは「10ガロン」ということ。この帽子の名前には「10ガロンの水が入る」という意味が込められているのです。
 でも、10ガロンといえばおよそ38リットル。……実際にはそんなに入りません。


主な参考資料

[文献]
『へぇの本 トリビアの泉 ~素晴らしきムダ知識~』IV: 31-32ページ フジテレビ トリビア普及委員会 編 講談社 2003

きらめく雑学

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