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きらめく雑学

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初夢に見ると縁起がよい「一富士 二鷹 三茄子」は駿河の名物に由来している

 1月2日の夜に見る初夢で縁起がよいとされる「一富士 二鷹 三茄子」。
 この3つが並べられる理由については諸説あるのですが、基本的には駿河国(現在の静岡県)の名物を挙げているといわれています。

 富士はもちろん富士山のこと。鷹は愛鷹山あしたかやまから。……どちらも駿河の山です。
 また茄子は、駿府城に徳川家康がいた頃にはとても高価で貴重だったため、初茄子が縁起のよい食べ物とされていたことにちなむのだとか。

 3つの順番については「高さ」が関係しているという説があります。
 最も高いものが富士山、2番目が愛鷹山、そして3番目に初茄子の値段が挙げられるわけです。

 他にも「一富士 二鷹 三茄子」には次のような由来があるといわれています。

 「富士」は高く大きいこと、「鷹」は掴み取ること、「茄子」は「成す」に通じることから。

 また、「富士」は裾野で曾我兄弟の仇討ちが行われたこと。「鷹」は浅野家の紋所が鷹の羽であり、赤穂浪士の仇討ちに通じることから。

 一富士 二鷹 三茄子

主な参考資料

[文献]
『雑学大全』Part2: 527-528ページ 東京雑学研究会 編 東京書籍 2007

きらめく雑学

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